肝臓手帳について

皆はんは、お薬手ぇ帳をお持ちかいな?
医療機関にかかると、薬局で一人1冊、お薬手ぇ帳を作成してもらえると思うで。
これには、飲んでおる薬の名前や摂取量やらなんやらが記載されるものや。
またぐら、妊婦はんはおかん子手ぇ帳をお持ちのことでっしゃろ。
おかん子手ぇ帳はボウズが成長していく上で、重要なものやね。
皆はんもうちのおかん子手ぇ帳を見いかとがおまっか?
うちの成長ぶりや親の愛情が分かる貴重な手ぇ帳やね。
他にも、糖尿病の人には糖尿病手ぇ帳、C型肝炎の人には肝臓手ぇ帳ちゅうものがあるんや。
肝臓手ぇ帳には、肝臓病に関やる知識が記載されており、検査結果が書きこめるようになっていますわ。
定期的に検査を受けたら検査結果を書き込んでおきまひょ。
検査の度に、結果を見比べることが出来て健康管理には最適やね。
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これらの手ぇ帳は、大事に保管しておくだけではいけまへん。
ちゃう病気で他の診療科にかかる際には、必ず持参やんでうにしまひょ。
医師によっては、C型肝炎にかかっとるちゅうと「血液検査をしまひょ」とゆうかもしれまへん。
せやけどダンさん、専門医にかかっとるのであれば、その結果を持参して見せればええわけや。
定期的に行っとるのであれば、わざわざ検査を受ける必要はないでっしゃろ。
やからと言うて、C型肝炎のことを話さないのはいけまへん。
薬の飲み合わせの問題もあるんやし、歯科やらなんやらでは特に申告しておくことが必要や。
手ぇ帳は、常に保険証や診察券と一緒に保管しておきまひょ。
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こっから検査や治療を受ける人は


薬害C型肝炎の訴訟問題で和解が成立し、ニュースやらなんやらを目にしたおかげで、ようけの方がC型肝炎ちゅう病気があることを知ったのではおまへんでっしゃろか。
どなたはんしも、うちが病気にならへんと、興味を持ったり関心を寄せたりしーひんでっしゃろ。
せやけどダンさん今回ばっかりは、ようけの方がC型肝炎に感染しとる可能性があるちゅうこっちゃで、注目を集めていますわ。
厚生省からぁ配布された広告を見て、うちも該当者になっとることが発覚した人は大勢いてはると思うで。
今もまだ検査の結果が出なくて、ドキドキと不安な日々を過ごしとる人もおるはずや。
今回の結果で、たとえC型肝炎になっていても、早期発見だと完治やるちゅうこっちゃを、忘れへんでくれへんかの。
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治療はエライかもしれまへんが、今んところの治療方法はようけの方が完治して普通の生活を送ってまいどまんねん。
インターネットでも、完治した人や治療中の人のブログを読むことができまんねん。
ほんで、皆はんが一様に「あきらめへんで!」と訴えていますわ。
不安になりよったときは、いっぺんご覧になってはいかがでっしゃろ?
うちと同じ状況の人に出会えるかもしれまへん。
病気の辛さは本人にしか分からぁず、周りの人には分かりにくいものや。
特にC型肝炎は、あきらかに病気だとは分かりにくいものやからぁ、理解を得るけどえらいこっちゃちゅう話も聞きまんねん。
病院からぁ治療の説明を受ける時は、一人で行かんとうち族を連れて行くとええやんうわ。
うち族と一緒に病気を理解やることが大切や。
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薬害C型肝炎訴訟の道のり

薬害C型肝炎訴訟について、見てみまひょ。
血液製剤フィブリノゲンによって、C型肝炎になりよった方達が、「薬害肝炎被害者の会」を結成したのは、2002年9月のことやった。
事の発端は、2000年8月24日に行われた薬害根絶デーでの、男子学生の訴えやった。
うちはC型肝炎であるちゅうこっちゃを大勢の前で発表し、薬害問題はエイズ以外にもあることを訴えたちゅうワケや。
この青年の発言に勇気付けられた被害者20人が、「薬害肝炎被害者の会」を結成するわ。
ほんで、そのうち16人が2002年10月21日に東京と大阪の両地裁に集団提訴をしたんやで。
これが、今回の薬害C型肝炎訴訟の始まりや。
被害者の方達は、その後 問題解決への支援を求めて、さまざまな国会議員と懇談するわ。
時には、行進をしたり、集会を開いてC型肝炎の恐ろしさを訴えてきよった。
この運動を通して、いくつか新たに分かった事実も出てきよった。
国も、製薬会社も危険を知っとったちゅうこっちゃ、副作用の報告書が破棄されとったこと、製薬会社からぁの感染者リストが地下倉庫に置き去りやったこと・・・
これらの事実が分かっても、なかなかええ方向へ話が進まない日々。
ワイが思うにはこれらのニュースを見て、政府に不信感を抱おった国民も少なくないことでっしゃろ。
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2002年に始まった訴訟問題がようやっと光が見えたのが、2007年12月25日。
原告の方達がようやっと福田首相と面会やることができたちゅうワケや。会を結成してからぁ約5年も経っておったんや。
ほんで、2008年1月15日、国との和解が成立したんやで。
治療を続けながらの活動は、想像もつかないほどめっちゃ辛いものやったでっしゃろと思うで。
もちろん、国と和解したからぁといって終わったわけではおまへん。
まだ救済を求めとるヤカラはようけまいどまっしゃろから、こっからも活動を続けていかなくてはいけまへん。
せやけどダンさんながら、原告団の方達の活動はようけのC型肝炎患者にとって、励みになりよったことでっしゃろ。

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